iotatan’s diary

日々のこと。

フリージアに想う

先日、退屈しのぎに寄ったショッピングモールの帰り道にあった花屋で500円のテーブルブーケを購入した。

あまり愛想の良くない店員で腰が引けたが、よく駅近にあるチェーン系の店舗にはない色目だったし、Suica使えるし、花に詳しくないけど部屋に彩りがあった方がいい気がして。

早速花瓶に移して飾っていたのだが、ふと嗅いだことのない華やかな匂いがすることに気付き、匂いの元を特定した黄色い花をGoogleレンズで検索し、それがフリージアと判明した次第。便利な世の中だ。

フリージアといえば「旅立ちはフリージア」。

思春期を松田聖子で埋めていた世代である。

他にも好きなアーティストはいたしコンサートに行くこともあったが、とにかく聖子ちゃんが心の拠り所だった。

小学校高学年の頃だったか、SANYOの赤いダブルデッキを買ってもらい、友人から借りたテープをよくダビングしたものだ。

件の歌は既に社会に出ていたのでのんびりテープなど聞いていられなかった頃だが、通勤時にウォークマンかおそらく友人とのドライブの車内で聴き、カラオケBOXでも行って歌っていたのだろう。(ちなみに1988年発売、Seiko作詞、タケカワユキヒデ作曲とのこと)

今でも歌詞まで覚えてる曲は多い。

加齢と共に声は低音になってしまったが聖子ちゃんの歌だけは難なく裏声でクリア。

私にとって特別である。